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 ベトナムのにおい

雑誌やTVなどでベトナムのきれいな場所が映し出されると、「きれいだわ〜。やはりプチパリと言われているだけのことはあるものよね。」と思われる方が多いはずで、それはそれでいいことでもある。でも、そこに一つ落とし穴がある。それはその国独特の“におい”を感じられないことだ。

例えば、市場。

アジアと言えば市場に行かないと始まらないわけで、市場がよくTVで映されているが、日本にいながらにしてお茶の間で見ている限り、においは感じない。日本は消臭剤や汗のにおい消臭などが販売されているくらい、においまたは香りに関してはうるさい人種だと思う。

 

実際の市場は汗ににおいや肉や魚のにおい・それから調味料ヌックマムが入り混じった強烈なものがある。私もそれに慣れるまでに1年は要した。それが本当のベトナムという国であると思う。

 

今では慣れすぎてしまい、じぶんの嗅覚の鈍感さに怖くなるときがあるくらいだが、それくらいじゃないと暮らしていけない。でも、人間は慣れることに関してはすごいものを持っているので、日本で暮らすようになればまた変わっていくのであろう。

 

それから余談であるが、男性よりも女性の方がタフのような気がする。それはにおいだけではないのであるが、周りに済んでいる日本人をみているとそんな気がするのである。