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ベトナムの屋台

東南アジアといえば屋台ですね。

夢中さんがこの間書かれていましたので、私はベトナムの屋台の裏側について書かせて頂きます。

 

屋台といえば、日本ではすっかり少なくなってしまったような風情がある今日この頃ですが、ベトナムでそんな傾向は一向にありません。みんな生活のために必死になって屋台を引き、いい場所を確保し、商売に励みます。その大部分は一家で経営しているんです。屋台を引いている姿を見ると、お母さんが前で引き、後ろで子供が押している。なんかほほえましいです。みんな朝のうちから(5時台)出勤?します。なぜかというと日中は暑いからです。暑いといっても、日本の夏なんてもんじゃないし、それが毎日ですから、少しでも動きやすい時間帯に移動しようというのは分かる気がします。

 

でも、ほとんどの屋台は違法なんです。

私はベトナムで公安による屋台摘発を何回も見ました。摘発に関してはだいたいは事前に情報が入るようなのですが、そうじゃない場合もあります(これもいろいろな事情が絡みますがここでは省きます)。公安が表れると、客がいようといまいと、屋台は一斉に商売道具(お皿やコップ、それから簡易テーブル・イスなど)を仕舞い始めます。その光景は異様です。みんな殺気立っているし、屋台は一台だけではなく、何十台が一斉に同じ行動をバタバタするので・・・。私は以前、屋台でココナッツジュースを飲んでいると、公安摘発があり、みんなあっという間にいなくなってしまった。気づいたら、私の手にはコップが握られていた・・・なんてこともありました。コップはなんとなく捨てられなかったので、持ち帰って部屋で使っていました。

 

みんななぜ、殺気立ってまで逃げるのか。運悪く?捕まった屋台は商売道具は全部没収だからです。中には目の前で叩き壊される人もいます。もうその場は商売人が謝る、泣き叫ぶ、客に訴えかけるetc・・・、必死になって商売道具を守ろうとしますが、だいたいは思惑とおりにはいきません。社会主義国なので、周りの客たちも見てみぬふりという行動が一般的です。もちろんみんなそれぞれ生活がありますし、文句を言おうものなら公務執行妨害にあたるので、それを責めることはできません。

 

上記は裏側事情でした。でも、今日も現実に起こっています。

 

おいしい情報も書かせてください。

ベトナムの屋台ではフォーというのがとてもおいしいです。日本の“きしめん”みたいな米でできたうどんです。それから私のお気に入りはイカ焼き。屋台に七輪載せて売って歩いています。ビールのおつまみにはこれが欠かせませんでした(笑)。そういえば日本のするめイカは90%(数年前まで)がベトナム製だったそうですよ。乱獲がたたり、最近は漁獲が落ちていると現地漁師から聞いたことがあります。